コラム

中国・天津に留学した時に書き留めた留学情報。一部『西遊記』と重複していますが、そこはご愛敬・・・。学校の様子や授業の様子もご紹介しています。

中国留学情報

■環境=衣食購

【売店、商店】
学校の外には自転車で行けば比較的近い場所に、それなりの味の中華料理店があります。ただし一人で行ったのでは一品か二品しか食べられないので不経済です(この点は学校内の食堂もほぼ同じ)。日本でいうレストランはないと思った方がよいでしょう。もちろんホテルまで行けば別ですが。
 売店は留学生寮の中と学校の敷地内の二箇所、合計三箇所にありますが、生活に必要なものがすべて揃うというわけではありません。あるのはジュース類、パン、切手、お菓子、トイレットペーパー、ラーメンなど簡単な食べ物と生活必需品の一部程度です。ただ、学校からなんとか歩いて行ける距離に自由市場があり、食品は中国産のものならたいてい何でもあります。食器、石鹸類、バケツ、洗面器などを売っている店も自由市場にあります。(94.10.3)

【食事】
学校内には三つ食堂があります。一つは専家楼のレストランで、私はそれほどとは思いませんが、高くてまずいと評判です。二つ目は中国人学生用食堂。ここは行ったことはありません。三つ目は小食堂で、ここはまあまあおいしく、値段もあまり高くありません。私は昼食は専家楼のレストランを利用し、夜は小食堂を基本的に利用しています。ただどの食堂も食器はあまり衛生的ではないのでできれば自分で食器を用意していったほうがよいでしょう。メニューはすべて中華料理。脂っこい料理がほとんどです。この脂っこさと中華料理一辺倒のメニューにうんざりして街の食堂へ行く人も大勢いますし、自炊している人もいます。ちなみに朝は中国人学生用の食堂しか開いていないので、自炊するかパンを買ってきて食べるか、全く食べないかです。私は学校の食堂の食事だけで1年は耐えられないので、最近電熱器を買い、自炊も始めました。(94.10.3)

【買い物】
日本食、書籍  緑茶、味噌を除き、食料品に関しては伊勢丹や香港超級市場にほとんどあります。緑茶もティーバッグならありますし、インスタントの味噌汁なら伊勢丹にあります。衣料品もデパートなどでかなりよいものがかなり安く手にはいるので心配はありません。ただし書籍については欲しい本がすぐ手に入るわけではないので専門的な研究をする人はやはり北京まで行くようです。しかし、初級程度なら、辞書も売っていますので特に心配することはありません。(94.10.4)

【日本製品】
電化製品では、ラジカセ、ステレオ、テレビ、ビデオ、炊飯器、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、除湿機、加湿機などたいてい何でもデパートにあります。ワープロの感熱紙もありました。
文房具ではミスノン、テープ状のミスノン、蛍光ペンもあります。
食品では、味噌、醤油、みりん、日本酒、ソース、マヨネーズ、ツナ缶詰、カレー、のどあめ、インスタントコーヒー、ひいた豆のコーヒーなどもありました。日本の食品がこんなに手にはいるとは思いませんでした。ただし、食品は日本より少し高めです。そして、一時あっても品切れになると次にいつ入るかはわかりません。商品の安定供給という考えは伊勢丹でもまだ浸透していないようです。これだけの人口大国ですから、品切れが顧客を逃す、とは思わないのかもしれません。このあたりが日本と違うところ。
シャンプー、リンス、石鹸、歯磨などはメーカーは日本でも見慣れたLUX、ライオン等で、中国で生産したものがあります。石鹸は使ってみましたがなかなか品質もよく、こういったものはまったく問題はありません。(94.11.12)

【ヤオハン】
北京のヤオハンには多くの日本製品があります。食品で言えば味噌、醤油、みりん、ビールはもちろん、なっとう、さしみ、冷凍のなるとまでありました。天津では手に入らなかったプラスチックの衣装ケース(ベッドの下に入るくらいの深さのもの)もありました。もちろん、安くても日本と同じくらいの値段で、ものによっては日本より高いものもありました。こうやってみると日本からわざわざ高い輸送料を払って送る必要はありませんね。あ、でもほうじ茶はありましたが、袋入の緑茶はありませんでした。これは持ってきたほうがよさそうですね。(94.11.5)

【日本事情】
日本の情報は非常に少なく、テレビも各部屋にあるわけではないのでなかなかわかりません。新聞にも外国の情報はあまり載りませんし、だいたい新聞自体とっていないので、テレビと短波ラジオ「ラジオジャパン」の日本語放送が頼りです。(94.10.3)

【電気、コンセント】
中国の電圧は220V。のはずですが毎日一定ではなく、日によって80〜300Vと変化します。私が持参したコンピューターのプリンターも電圧の低い日には動きません。変圧器は本来なら220V用でいいのですが、電圧の高い日もあるので精密機械などの故障を防ぐためには240V用のものを用意した方が賢明のようです。テーブルタップは電圧にあったものを使う必要があるので、日本製のものは変圧器を通した後でしか使えません。中国の電圧で使うには中国で売っているテーブルタップを買うべきです。
コンセントの形は部屋によって違います。が、だいたい日本と同じ形のものと三つ穴のものが半々です。日本から電化製品を持ってくるなら電圧切り替え式で日本と同じ形のプラグのものがよいでしょう。変換プラグはこちらで簡単に手に入ります。中国製の電化製品のプラグは日本式のものと三つ足のものが半々くらいです。 (94.10.3)

【銀行】
日本から中国に送金する場合、現状では、まず中国銀行で口座を開き、そこへ日本から海外送金、という形をとるしかありません。この場合、送金額にかかわらず送金手数料が5,000円ほどかかります。 しかも、口座開設、日本への口座番号連絡、日本からの送金などの手続きで、実際に自分の手元にお金が届くのに1カ月もかかることがあるのです。
一方、韓国からの送金は一日でよいそうです。というのは、すでに韓国の銀行が中国国内で経営を行っているからです。韓国人のクラスメートは韓国の銀行の中国支店でお金を受け取ることができるのです。
ここで考えなければならないことは、中国と韓国は92年に国交回復したばかりであること。国交回復後たった二年で韓国の銀行が中国で営業しているのに、日本の銀行は店舗はなく、駐在事務所では本来の銀行業務以外の仕事をしているのです。日本の企業は本当に世界規模のビジネスを望んでいるのでしょうか。これでは他国に遅れをとってしまいます。(94.11.5)

【円高】
以前は1万円が840元(1元=12円)だったのが、今は980元(1元=10.2円)。最も値のよい時には1035元(1元=9.66円)でした。私は円のトラベラーズチェックで持ってきているのですごく得(現金よりもチェックの方が換金率が2〜3%よい)です。しかし、ドルのチェックで持ってきている人には大打撃。日本人以外の外国人は大抵ドルで持ってきているので、2月以降苦しい生活をしている学生が多いことでしょう。と、日本人も対岸の火事だとばかりも言っていられません。輸入品は2割、3割の割合で値上がりします。日本の味噌や醤油は輸入品をこちらで買い求めるので、やはり影響はあります。これからは日本の製品も買い控えしなきゃ。 (95.5.7)

【コンピューター修理】
マッキントッシュのプリンターが中国に来てから動かなくなってしまいました。私のコンピューターは入力本体とプリンターが別々で、プリンターだけが動かなくなってしまったのです。一ヵ月ほどほぼ正常に動いていたのに。早速、日本で調べておいた北京のAPPLE COMPUTER社に電話をし、修理センターを教えてもらったところ、天津にはなく、北京まで行かなければならないとのこと。そこで平日に授業を一日休んで3 ・もあるプリンターを北京まで持って修理に行きました。
ところが、検査の結果、部品を替えなければならないのですが、部品調達に半年くらいかかるというのです。と言うのは、現在中国には生産工場がなく、香港の会社に部品を依頼しなければならないのです。しかも北京の修理センターが一時部品代を立て替えるのですが、月々の運用資金に限りがあるのですぐには部品の依頼ができないとのこと。修理に半年もかかってしまっては、直ったころには帰国しなければなりません。
そこで考えた手は、帰国する日本人に預け日本で修理し、また中国にくる日本人に持ってきてもらうという方法です。知り合いの会社では月に一度くらいは日本人が出張に来るので、日本での修理期間を考えてもこれが最短の方法です。日本で買ったものですから日本国内での修理は問題ないはずです。(94.11.5)


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