コラム

中国・天津に留学した時に書き留めた留学情報。一部『西遊記』と重複していますが、そこはご愛敬・・・。学校の様子や授業の様子もご紹介しています。

中国留学情報

■環境=住

【天津市紹介】
天津市は北京から東へ約140キロメートルの位置にあり、人口約770万人で、北京、上海に次ぐ中国第三の大都会です。かつて租界だった天津は道が曲がりくねり、入り組んでいてわかりにくく、道幅も狭いのです。しかし道路の両脇に立ち並ぶ洋館は旧租界の立派な建物をそのまま使っていて、一見の価値があります。天津は古くから港町として有名ですが、市街地から港までは40・以上あり、港町の面影はありません。逆に商工業の町として栄えており、そのおかげで空気はかなり汚れています。庶民の足は自転車で、バスはぼろぼろで路線、本数ともに少なく不便です。地下鉄は直線の一本のみでこれも本数が少ないようです。ただ、黄色いワゴンタクシー(これもぼろぼろ)がどこででもつかまるので(最低10 元)その点では交通手段の心配はありません。
天津へ来て一つ気付いたことは、北京に比べて信号が少ないこと。信号はあっても電気がついていないことが珍しくありません。その分、日中だけですが交通隊員が交差点ごとに立しょうし、交通整理をしています。私はこちらに来て中古の自転車を買い、外出はたいてい自転車ですが、道が狭いので自動車も自転車もごっちゃになって通っており、接触しないよう気づかうのでちょっと疲れます。また、大きな交差点を横切るのはいつも至難の業です。左折するときは手信号で左手を水平に上げるのですが、みんな我先に行こうとし、譲ることはほとんどありませんから。中国の食習慣には慣れましたが、交通の面だけは今でも苦手です。(94.10.3)

【気候】
天津に到着した9月1日はまだまだ暑く、今年は異常気象で日本と同じようにカラカラ天気でした。しかし9月半ばすぎから朝晩は寒いくらいになり、10月にはセーターが必要なくらい寒くなるそうです。ただし、昼間は晴れていれば日差しはとても強く暑いくらいで、この温度差で風邪をひく人もかなりいます。
11月に入り、外ではほとんどの人がダスターコートを着ています。最高気温が17 度くらい、最低気温が3 度くらいです。寒さはまだ序の口で、これから乾燥もひどくなるようです。
スチームは国の規定(このあたりが中国らしい)で11月15日からだそうです。日の当たらない教室と私の部屋は昼間でも息が白くなることがあるくらい寒い。11月の初めなら、日中は外にいたほうが暖かいくらいです。だから私は午後、時間があれば教科書を持って外のベンチで勉強をします。
冬は教室、部屋ともスチームが24時間入るので快適とのこと。私はまだ天津の冬を経験したことがないので、聞いた話です。(94.10.3)

【方言】
天津には天津なまりがありますが、ほかの地域ほどひどくないので勉強の妨げになるほどではありません。学校の先生は当然共通語を話しますし、街で買い物をしてもよほどのお年寄りでないかぎり、共通語が話せますので心配いりません。 (94.10.4)

【娯楽】
中国での娯楽は非常に少ないのが現状です。私は日本からノートブック型のコンピューターを持ってきているので、時間があればコンピューターの操作の勉強をしています。また私は小さいながら自分の会社も持っているので、新商品の企画をしたり、日本で私の代理で経営を担当している人への指示を出したり、中国語のテキストの編集をしたりしています。しかし予習、復習、その他もろもろの所用でコンピューターを触っている時間はほとんどありません。
他の学生はテニスをしたり、ジョギングをしたり、カラオケをしたり、テレビを見たりとそれなりに楽しんでいます。日本人の学生はよく大勢で外のレストランへ食事に行くのでこれも楽しみの一つになっています。
街にはいくつか大きな公園があり、そこでのんびりするのも一興です。 (94.10.4)

【お風呂】
天津は湿気が少ないので、冬は2週間に一回くらいしかシャワーを浴びないそうです。日本人からは想像もできないことですが、実際そうなのです。だから、留学生寮のボイラーが壊れてもなかなか直さないのでしょう。例え一ヵ月壊れていても、彼等なら二回だれかのところでシャワーを借りればすむのですから。(95.12.19)

【北京のタクシー】
天津のタクシーはまだいいのですが、北京のタクシーは法外な値段を吹っかけてきます。日本人はもちろんのこと、中国人同士でも高い料金をとろうとするのです。近場も極端に遠い所も乗車拒否、メーターを立ててくれというとまた乗車拒否。道もよく知らず、国際貿易ビルを知らないという運転手もいました。遠回りなんてしょっちゅうです。
私が経験したのは、シャーレーという小型車のタクシーで、北京駅から陶然亭まで(12、3・)で85元というもの。夜でしたから多少高いのは仕方ないのですが、普通85元も出せば北京駅から空港(60・くらい)にかなり近いところまで行けます。いくらなら乗るかと聞かれて20元と答えたら「馬鹿にするんじゃない」という顔をしていました。こっちこそ馬鹿にしないでといいたいところ。国営だから安心だなどと言っていましたが、どこが。駅のタクシー乗り場はみんなこんな感じでしたから、道に出て小型ワゴンのタクシーを探すことにしました。ここでは何回も乗車拒否にあいました。やっと陶然亭まで行ってくれるという運転手がみつかつたら今度はメーターを立てないというのです。いくらで行くか聞いたら、15 元ということだったのでこれに乗ることにしました。
しばらく行くと警察がこの車を止めて運転手を降ろしてなにやら聞いていました。そのうちに私のところへも来て「運転手は知り合いか? 高い値段を吹っかけてきたのか?」と聞くのです。どうもメーターを立てないで客を乗せるのは違法のようで、罰金を払っていたようです。それでまた走り出したのですが、目的地に着いた時に、「おまえのせいで警察に罰金を払わされたのだから、少し余分に払え」と言うではありませんか。自分が悪いくせに。でも疲れていてけんかするのも億劫だったので少し余分にあげて降りました。
北京でタクシーに乗るときは、乗る前に大体いくらくらい掛かるか聞いて、妥当だと思った車で、きちんと領収書を出してもらって乗るのが一番です。気をつけましょう。 (94.11.12)

【留学生寮の施設】
寮内には教室、留学生事務所、購買(購買内にテレビ)、国際電話ボックス、市内電話、湯沸かし室、洗濯室、そして全館にスチームがあります。
電話が掛かって来ると、受け付けのおじさんが放送で名前を呼んでくれます。ある時は四階の電話につないでくれ、ある時は一階の電話まで走って降りていきます。こちらから掛ける時は、市外と国際電話は電話ボックスでカードで掛け、市内とコレクトコールは受け付けの電話を借ります。
洗濯室には、洗濯機は以前は四台あったのですが壊れてしまい、今は二台しか動きません。そのうちに修理してくれるそうですが、いつになるかわかりません。最近は動かない洗濯機が一台入りました。
購買では、ジュース、牛乳、ミネラルウォーター、パン、ラーメン、トイレットペーパー、便箋、封筒、切手、絵葉書、ビスケット程度が買えます。それ以外のこまごまとした生活用品は外の中国人学生用の購買にある程度あります。 (94.11.12)

部屋】
留学生寮は二人一部屋で、収容人数ぎりぎりまで学生を受け入れているので一人部屋をとるのはほとんど不可能です。シャワーは部屋の中にあり、当然トイレも一緒で部屋の中にあります。バスタブはなく、シャワーとトイレの仕切はありません。お湯がでるのは6:30〜8:00と20:00〜22:00だけです。飲食用の熱湯は24時間でますが、所定の場所までポット持参で汲みに行かなければなりません。部屋はあまり明るくなく、停電もたまにあります。(94.10.3)

【環境】
勉強はなんとかできる環境です。日本人は静かなのですが、同じ留学生寮に住んでいる韓国人は大きな音で音楽を流し、大きな声で話すのでちょっとうるさい気がします。ただ、韓国人の事情はどの学校でも同じでしょう。学校の敷地外に出ると車のクラクションがけたたましくうるさいのですが、学校の立地条件はなかなかよく、特に騒音の原因になるものは近くにはありません。買い物も便利で、天津市内の別の学校に行くよりずっと便利です。(94.10.3)


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