コラム

GREEN GRASS China Salonの生徒さん達が自主トレ? として “修学旅行”と題して上海に旅行に行っていらっしゃいました。その旅行記の一部をご紹介いたします。

●先ずは今回の旅のリーダーXさんの旅日記から…

お便りfrom留学生


■我班的“修学旅行” Xさん編 (受講生より 2005.2)


昨年11月19日(金)から21日(日)の3日間、「土曜日生活会話中級クラス」の修学旅行が開催され、無事全員事故もなく帰国してまいりました。


本クラスは、約一年前に生活会話初級として現メンバーを中心にスタートし、ほぼ毎週本場の中華料理屋さんで開催される「自主復習会」の席上で、誰かが言った「みんなで中国へ行きたいね!」の一言がきっかけとなり修学旅行実施が決定されました。

当初は7人程度の大規模な旅行になりそうでしたが、仕事の関係等により最終的には、Oさん、Aさん、Sさん、Nさん、そして私(X)の5人で行くこととなりました。実施時期や往訪先等の打ち合わせを、くだんの中華料理屋さんで実施すること約10回、次のガイドラインに沿って計画が練られていきました。

@旅行時期は比較的休暇が取得し易い11/19(金)〜11/21(日)の3日間とする
A場所は、飛行機の選択肢が多い、「中国・上海」とする。
B学習成果のチェックも含めて通訳・ガイドは一切利用しない。
C朝食は、地元の人が利用している「屋台」に行くこと。
D
タクシーの利用は最小限にし、地下鉄・バスを利用し「中国語の度胸試し」を行う。


11/19(金)】
秋がなくいつまでも夏が続いていたような季節でしたが、この日も「暑い」日でした。事前の計画どおり、午前11時に国際線ターミナルビル2階(しいの木広場)メンバー5人が集合し、早々に搭乗手続きをすることにしました。

しかしながら、搭乗代行の日航のカウンターで、撮影機材が満載のカメラバック(重量約8s)の機内持ち込みを挑んだ私に「待った!」が掛かってしましました。頑として譲らない日航職員を恨みつつ、望遠レンズ等を数本取り出し、Oさん他のメンバー氏に代行持ち込みをして頂き、難を切り抜けました。この時の冷汗と実際の大汗で、「風邪」を引いてしまいましたが、他のメンバーには余計な心配を掛けるので、伏せることにしました。

予定どおり、13時に我々を乗せたMU530便は、間もなく役目を終える名古屋空港を飛び立ち、2時間40分のフライトの後上海浦東空港に到着しました。機内の昼食は牛肉ごはんとミートソースが選択できましたが、結果的にはミートソースの方が美味しかったとの報告が多数を占めました。

空港到着後の入国審査も意外と順調にパスしホットしていたところ、Nさんの姿が見えないことに気付きました。「奴何処行った?」と入国審査台を凝視すると、遠くのブースで何か文句を付けられているのが確認できました。入国カードの些細な記載ミスを指摘され、再度列の後ろに並び直しを命じられたようです。何故彼だけが「餌食」になったかは不明です。約15分遅れることでN氏も入国を果たしましたが、彼の怒りは頂点に達しており、日頃学習することができない中国をいきなり体験して頂きました。

さて、次は念願のリニヤモーターカーの体験乗車が待っています。約10分(最高時速430`)で浦東に連れて行ってくれます。ホームで待つこと約20分、新幹線似の白い車体のリニヤがやってきました。中国人の好きな「革張りシート」に座り、2分間程度ですが時速430`を体験しました。室内に装備された速度計見て時速430`なんだと気付くのですが、浮上式のリニヤのためか、振動・騒音がほとんどなく、体感的にはあまりスピード感を感じませんせした。このリニヤをはじめ上海地下鉄は、ほとんどドイツのシーメンス社が技術的提供しているようです。クルマのサンタナは有名ですが、鉄道車両もドイツ勢が優勢にたっています。終点の龍陽路駅から混み合う地下鉄2号線に乗り込み、人民広場駅まで約15分、重い荷物が手に食い込み、人の肩がぶつかる等、格安ツアーらしい過酷な試練を体験してすることができました。

やっとのことで人民広場駅から地上に出た5人は、2日間宿泊するホテル「国際飯店」に向かいました。人民広場駅から徒歩2分と交通至便の場所に位置する国際飯店は、1934年に造られた26階建てのアールデコ調の高層ホテルです。建造された当時から、全室にエアコンが装備されていたほか、客室から国際電話もかけられることもできたそうです。各人粛々とチェックインをこなし、しばし部屋で休息することにしました。上海では、空港や地下鉄の利用や、ホテルでのチェックイン等は、初歩的な中国語をマスターしていれば何の問題も無いことが「証明」されました。

しばしの休憩後、集合時間の18時30分にロビーに行くと、かつて同学Yさんが現れていました。約一年前上海駐在員のご主人のもとへ転居された方で、旧交を温める目的でいっしょに食事に参加いただくことで打ち合わせを進めていました。小柄で美人のYさんも、上海で約1年間生活を経た成果か、驚くほど中国語が上達していたほか、タクシーを停車させる際、クルマの前に飛び出て強引に停車させる作法?等、はたまた、商店での強引すぎる値引き交渉等、実にたくましい女性に変貌を遂げておりました。

さて、ホテルを出て世界的に有名な「南京路」を東進すること約10分、Yさんが予約していてくれた「王宝和酒家」にて夕食を頂くこととなりました。上海カニが一番美味しい季節に来たからには、ぜひ堪能したいことからこの店を選びました。
金曜日であるため、店内は満席状態でしたが予約をしていたことから、スムーズに着席できました。お目当てのカニは、多少オスとメスで味の違いはありますが、濃厚なカニ味噌に酔いしれることができ、全員満足することができました。しかしながら
カニ一匹数百元とホテル代と同額の投資、満足と引き換えに一気にお財布は冷え込みました。
2次会は、マッサージ組とカラオケ組と分かれて、「魔都上海」の深い部分へ吸い込まれていきました・・・・・・・・・・・・・・

11/20(土)】
全員気持ちのよい朝を迎えて、お約束の一般庶民の行く屋台で朝食を取ることにししました。が、正直言ってどこにあるのかも知りません。ホテルの裏側には、再開発を免れた地域が広がっていることから、全員で散歩方々歩いて探すことにしました。
約15分で、揚パンや湯豆腐の中国版が流行っている店を探し出し、そこで食べることにしました。出された豆腐(湯豆腐みたいなモノ)が実にうまい!お代わりする人がいたりして、大満足な朝食でした。

さて、2日目は、公共バスを利用して、古い水郷の街で有名な「周荘」をめざすことにしました。
地下鉄で上海体育館まで移動し、体育館の一角にある「上海旅遊集散中心」から出る路線バスに乗車しました。旅遊集散中心でYさんと合流し、10時15分のバスで現地に向かいました。途中高速道路に入り、虹橋飛行場の脇をかすめて11時過ぎは周荘へ到着しました。
ここ周荘は、最近では旅行ガイドブックに掲載されメジャー化しておりますが、5年前までは、あまり外国人には知られておらず「穴場的存在」でした。街の雰囲気は変わっていないものの、とにかく人・人・人・・・・・・観光客の数が大変に増加しているようで、正直言って「東京・原宿の竹下通り」状態に化しておりました。そうは言っても、お土産屋を冷やかしたり、勝手につきまとう「私設ガイド」を追払ったり(Nさん大活躍)快晴のなか楽しい一時でした。

帰りのバスを勝手に14時30分発のバスに乗れるものと決め付けていたのですが、バス停に行ったら、10時15分の上海を出た乗客は16時過ぎのバスが指定されていることが判明しました。周荘は十分に見学できたし、できれば早く上海へ戻り「外灘」でも散策したいと願っていましたが、バス停に軟禁されてしまいました。帰路の高速は渋滞しそうだし、運転手さんに「何とかならないのか?」としつこく詰め寄った結果、ある運転手さんが、「補助椅子で良ければ俺のバスに乗れよ!但し虹口足球場行きだよ!」と助舟を出してくれました。15時過ぎに周荘を発車し、案の定、高速の激しい渋滞に巻き込まれ、往路の倍の時間約3時間かけて、魯迅公園の脇にある「虹口足球場」へバスは到着しました。

計画から大幅に遅延し、かつ予想外の場所に戻ってきた我々は、予約しておいた「豫園にある緑波廊」をめざしましたが、土曜日の夕方のせいか、空車のタクシーが全く確保できないことが分かりました。無線タクシーですら「没有」の状態です。結果的には、地下鉄にて2駅南下し、宝山路駅から再度タクシー乗車に挑戦し、辛うじて2台確保しできた結果、19時30分前に「豫園の緑波廊」に入りました。
エリザベス女王やクリントン大統領の舌をうならしたことで有名な「緑波廊」は、伝統的な上海料理を提供することで知られており、昨夜のカニ三昧とは違った楽しみを比較的格安な料金で味わうことができました。
この日は、長時間の移動や徒歩による移動が多かったことから、皆さん多少お疲れと思っていましたが、修学旅行最後の夜もあり、2次会には元気が残っている人のみ
魔都上海へ消えていきました。

11/21(日)】
9時発のMU529便にて名古屋へ戻ることから、ホテルを早朝の6時に出発しました。ジャンボタクシーで空いている高速を飛ばすこと約45分で、浦東空港に到着し、無事帰国の途につきました。
しかし帰国したのは、Sさん Aさん Nさんの3人で、実はOさんと私は、修学旅行の延長版を楽しんだのでした。3人を見送った後、のんびりリムジンバスで一旦ホテルへ戻り、上海駅12時37分発の列車で青島へ向かったのです
青島で2泊したあと、Oさんは西安へ、Xは瀋陽へと泣き別れ、各自の目的で旅した後、11/27(土)再び上海で合流し、11/28(日)に帰国しました。

多少忙しい旅になりましたが、学習の成果を各自発揮することができたほか、実際の中国の生活事情の一部を垣間見ることができ、充実した内容であったと自画自賛しております。
次回は、もう少しスローな旅を演出したいと思います。ご期待ください!

以上


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